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2014年8月28日 (木)

『あさがお』

(文/絵:荒井真紀  刊:金の星社(2011))
 
 あさがおの種をまいてから種を収穫して、またまくまでを、細密な絵で描いています。小学校一年生の夏休みの宿題に、その日咲いたあさがおの花の数を記録するというのがありますが、あれは、夏休みの間もちゃんと起きさせるため、というのもあるのでしょうね。ただ数えるだけでなく、この本に描かれているように観察してみると、早起きも楽しくなることでしょう。(2014.7.6)
 

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2014年8月23日 (土)

『まよなかのたんじょうかい』

(作:西本鶏介  絵:渡辺有一  刊:すずき出版(2013))
 
 いつも遅くまでタクシーの運転手の仕事をしているおかあさん。でも今日は、さきちゃんの誕生日だから、絶対に早く帰ってくるって言ってたのに。おかあさんがおそくなったそのわけは?
 ドラマチックなできごとのはずなのに淡々と綴られていて、なんだか道徳の教科書を読んでいるような気持ちになりました。もう少しさきちゃんに寄り添った書き方になっていたら子どもも共感できるのではないかなと思いました。「わけはあと、とにかく今日中にろうそくを吹き消すのよ!」「ハッピーバースデー、さきちゃん!」で、ろうそくを消してケーキを食べながら、「実はね……」というような展開だったら、もっと感動できたかも。大切なことをいろいろ含んでいるだけに、ちょっと残念でした。そもそもこどもの頃感想文が嫌いだったので、課題図書にはちょっと厳しくなりがちかも。(2014.6.7)
★2014年度課題図書(小学校低学年)

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2014年8月20日 (水)

『ミルクこぼしちゃだめよ!』

(文:スティーヴン・デイヴィーズ  絵:クリストファー・コー  訳:福本友美子  刊:ほるぷ出版(2013))

 ペンタは、山にいるおとうさんにミルクを届けることにしました。頭の上におわんを乗せて、砂丘もお祭りも上手に通り抜けたのに、そんな! という展開に一瞬息を飲むけれど、ペンタの思いをしっかり受け止めるおとうさんに、ほっとします。すてきなおとうさん、幸せな家族の姿です。(2014.6.13)

★2014年度課題図書(小学校低学年)

 

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『てんぐのがっこう』

(作:やぎたみこ  刊:文溪堂(2014))
 とっても賢いインコのテンちゃんは、天狗の学校に誘われます。天狗の学校では人間の言葉を勉強したり、人助けの訓練を受けたり。テンちゃんたちの活躍をご覧あれ。という楽しい絵本でしたが、なんで鳥たちがこういうことをしなければならないのか、その辺が疑問でした。こどもは気にしないで楽しむだろうけれど。(2014.6.13)
 

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2014年8月16日 (土)

『だるまさんかぞくうみへいく』

(作:高橋和枝  刊:教育画劇(2014))
 
 もりのマンションに住んでいるだるまさんかぞくが、海に出かけます。だるまさんならではの海での苦労(?)と海の楽しみ方が展開されます。
 前作『もりのだるまさんかぞく』同様、つっこみたくなるところがあるけれど、まあ、固い頭をほぐすのにはいいかもしれません。視野が広くなるかもしれないし。(2014.8.12)

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2014年8月15日 (金)

『もりのだるまさんかぞく』

(作:高橋和枝  刊:教育画劇(2012))
 もりのマンションに、だるまさんの家族が引っ越してきました。だるまさんたちの家は、ほかの動物の家とはちょっと違います。どう違うかって言うとね……。
 顔を洗うと、墨で書いた顔が流れてしまうから、毎日書き直すというだるまさん。それを言うなら、本来だるまさんって、紙製では? 顔を洗ったり、お風呂に入ったりして大丈夫なの? と、つっこみどころ満載ですが、かわいいから、まあ、いいか……。(2014.8.12)

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2014年8月12日 (火)

『ひまわり』

(文/絵:荒井真紀  刊:金の星社(2013))
 熊田千佳慕に師事した著者による細密画のひまわり図鑑。種まきから収穫して翌年の種まきが描かれている。細密がならではの、わかりやすい描かれ方で、実際に自分でやってみたくなる。2014年度の課題図書になっているので、夏休みに読む子も多いと思うけれど、夏休みでは実際に体験はできないので、来年種まきからチャレンジしてほしい。(2014.6.19)

★2014年度課題図書(小学校中学年)

 

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2014年8月10日 (日)

『トマトさんがね…』

(作:とよたかずひこ  刊:童心社(2014))
 「○○さんがね…」というシリーズだったんですね。
 へたの根元をきりりとしばって、トマトさんがおすもうです。でも、ぶつかりあって、ぐちゃぐちゃに。これじゃ食べてもらえないと泣き出しちゃうけど、大丈夫だよ。すてきな変身が待っているから。泣き出したトマトさんがかわいいんだけれど、でも、カラダがくずれていくところはちょっとこわいかも。食べ物をキャラクター化した絵本って、そういうところがむずかしいと思う。(2014.6.27)

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