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2014年4月 3日 (木)

☆『チョコレート工場の秘密』

(作:ロアルド・ダール  訳:横瀬尚紀  絵:クェンティン・ブレイク  刊:評論社(2005))
 貧しくて始終おなかを空かせているチャーリー。近所には世界一のチョコレート工場があるというのに、チャーリーがチョコレートを食べられるのは年に一度、誕生日だけ。そのチャーリーが、なんと世界一のチョコレート工場に招待されることになりました! 秘密に満ちたその工場でチャーリーが見たものは……
 わがままな子どもたちがお仕置きを受け、やさしい子が報われるという、それだけ書いてしまうとおもしろくもなんともなさそうな筋になってしまいますが、さすが世界一のチョコレート工場、そのあじつけは相当なものです。チャーリーを取り巻く心優しい人々、とりわけお菓子屋さんは、なんていい人なんだろうと思いました。大人の目で見ると、財産があればなんでもできるんだな、と、思えないこともないですが。でも、自分もワンカさんになって、身勝手なおとなやこどもをのしたりのばしたりできたら、すっきりするだろうなあ……なんて思っていると、自分のほうがそうされかねないかな。(2005.9.28)
 
 

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