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2014年3月15日 (土)

『パンケーキをたべるサイなんていない?』

(文:アンナ・ケンプ  絵:サラ・オギルヴィー  訳:角野栄子  刊:BL出版(2011))
 
 デイジーのママとパパはとってもいそがしくて、デイジーの話を聞いてくれない。大きなむらさき色のサイが現れて、パンケーキを食べちゃったときも、ちっとも聞いてくれない。デイジーはサイと仲良しになって、サイは話を聞いてくれるからいいんだけど。でも、サイが家族と会えなくてさびしがっていることを知ったデイジーは……
 家族が話を聞いてくれないのはさびしいけど、その家族もそばにいてくれないのは、もっとさびしい。そう思ったデイジーは、サイのためにアピールする。でも、本当はどっちがさびしいのかなと、思う。それはひとによるかも知れないけれど、さびしさを変えるのがよりむずかしいのは、デイジーよりサイなのは間違いない。大胆で楽しく、ちょっとホロッとするお話です。おとな読んだほうがいいかも。(2013.11.20)
 
 

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