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2013年9月16日 (月)

『オオカミがとぶひ』

(作:ミロコマチコ  刊:イースト・プレス(2012))
 
 きょう、こんなに風が強いのは、オオカミが駆け回っているからだ……。
 身の回りに起きる様々なことを、「ぼく」は自分で感じ、考える。時計を進めるせっかちなリス、雨を運んでくるチーター。世界が存在するのは、「ぼく」が感じているから。ぼくが生きているから。ぼくはぼくとして、生きていく。
 強い色で描かれた画面が、読み手の体の中からなにかを押し出して、力を注ぎ込んでくるような絵本です。自分の意志でしっかり立っていないと、力に流されてしまうかもしれない。そのくらい、力のある絵です。(2013.7.10)
 
 

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コメント

この作者さん、少し前に「情熱大陸」にでてたよ。なんか、すっごい芸術家っぽかった。

投稿: yamamoto | 2013年9月18日 (水) 09時01分

番組は見ていないのだけれど、テレビを見た人が本を読んでつぶやているのを見て、読みました。最近は、ツイッター情報がきっかけで読むことが多いです。
この絵本は、タイトルから想像していたのとは全然違いました。作者は、いわゆるストーリーテラーとは違うのだと思います。

投稿: けい | 2013年9月18日 (水) 10時47分

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