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2007年4月11日 (水)

『天と地の守り人 第二部カンバル王国編』

(作:上橋菜穂子  絵:二木真希子  刊:偕成社)
  『守り人・旅人シリーズ』最終章三部作の第二部です。
 チャグムとの再会を果たし、北の大陸を南のタルシュ帝国の侵略から守るためには、カンバル王国とロタ王国が同盟を結ぶことが絶対に必要だ。そう見抜いたチャグムは、両国の同盟を成立させるために奔走する。 それを助けるバルサ。大きな目的のためには、捨てなければならないものもある。それを捨てられるかどうかが、運命を決めることもあるのだ。チャグムの決断は……
 自分にとって大切なものだから、相手にとっても意味を持つ。誇りを持たずに生きるなら、卑屈な生となるし、誇りだけにこだわって生きるなら、人生の喜びや真に大切なものを見失うこともある。誇りを持つことはたいせつなこと。だけど、誇りは人生を支えるものであって、人生そのものではない。人生を支えるには、誇りより大切なものがある。
 前巻を呼んで、バルサがまるで恋人を守るようにチャグムを守ろうとしていると思ったけれど、やはり、あくまでも「養い親と養い児」だそうです。やっぱり、そうか……

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