『妖怪アパートの幽雅な日常 6』
(作:香月日輪 刊:講談社)
両親を亡くし、地道な公務員か堅実なビジネスマンを目指す高校生稲葉夕士。実は妖魔や精霊を使役する能力があると見込まれ、今は見習い魔導士として修行中の身。住んでいるアパートは、通称『妖怪アパート』。実際、住んでいるのは、妖怪とか妖怪も一目置く人間ばかりだ。
そんな夕士が、スキーをメインイベントにした修学旅行に出発した。行き先は、伝統あるホテルだが、なぜか不調なものが続出する。ホテルが何年も修学旅行客は断ってきたというそのわけは……
なんとか千晶先生のかっこよさを強調しようとしているような一冊でした。その場の事件からは無事逃れられるけれど、根本的な解決をするわではないので、なんとなくすっきりしない。でも、すっきりさせなかったところが、この話のスタンスなんだろうな。それは、納得。
でも、いつものアパートの面々がもっと出てくる話のほうが楽しい。シリーズもここで折り返しだそうなので、最後はすっきりとしてくれるといいなと思いました。

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