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2004年11月19日 (金)

どうして「×」?

 むすめあてに、通信教育のダイレクトメールが来た。二年生なので、売りはなんといっても、いかに完璧に九九をマスターするか、なのだけれど、そのなかの文章題の例に納得できずにいる。
 「プリンが入った箱が6箱ある。1箱には2個のプリンが入っている。プリンは全部で何個?」というのが例題の趣旨。これを読みながら解けば、6箱あって、2個ずつ入っているのだから、6×2=12で、12個(ここで数詞を落としてはいけないということは、一年生でいやっていうほど×をもらって学習している)だと思うのだが、これでは×なのだそうだ。2個が6箱だから2×6=12という式で、12個を導き出さなければならないのだ。
 どっちでもいいじゃん、などという気は、もちろんない。式には意味があるのだから。でも、この場合、2個入りの箱が6箱ありますなら、私も迷わず2×6とする。でも、箱なのだ。これが、スーパーで売られているような2個パックなら、2個入りとすぐにわかるけれど、箱だったら? 6箱あるのを見てから、そのうちの一つを開けてみて、ああ、2個入りだから、全部で12個ね、と考えることだって、あると思う。この場合、6×2と考えていないだろうか。
 絵を描いて子どもに答えさせるときには、2個入りの箱を6箱描いて考えさせるのだろうけれど、実生活を考えてほしい。2×6から○で6×2は×だなんて。なんだか、これでは自由な発想で大きなことを成し遂げる人材は育たないだろうなと思った。Aさんは2×6と考えましたが、Bさんのような6×2という考え方もありますね、というわけにいかないのだろうか。
 それが無理なら、せめてこんな疑問の浮かばないような例題を作っていただきたいものである。

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