2014年12月12日 (金)

読書メーター

最近、本の感想を細かく記録する余裕がなくて、もっぱら『読書メーター』というページに記録しています。

字数制限もあるし、ここよりは読む人も多いので、書く内容を多少控えめにしていますが、記録しないよりはいいだろうということで。

ご興味いただけるようでしたら、
http://bookmeter.com/u/401653
へどうぞ。

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2014年11月17日 (月)

『シロガラス 2 めざめ』

(作:佐藤多佳子  刊:偕成社(2014))
 
 雷のような力に打たれた六人に、不思議な体験が続く。気のせいなのか、新しい力を得たのか。物語が六人の中でぐるぐる回り、閉塞感を覚えたが、ラストでまた広がり始めた。ただ、全三巻とのことなので、あと一巻でどこまで広がって、どこに落ち着くのか。あまりファンタジーを読んでいる気がしないのは、なぜなんだろう……(2014.11.12)
 
 

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2014年11月16日 (日)

『シロガラス 1 パワー・ストーン』

(作:佐藤多佳子  刊:偕成社(2014))
 白烏神社の宮司の孫娘である藤堂千里は、古武術の天才で、毎年の子ども神楽にも剣士として参加している。その子ども神楽に、同じ五年生の三人が新たに加わることになった。しかし、そのうちの一人は千里とは幼少期からの敵で、ほかの二人も、コミュニケーション能力に難ありの個性派。早速衝突が起こる。それでもなんとか子ども神楽のけいこが始まったところで、新たな事件が……。
 一癖も二癖もあるメンバーたち。それぞれが、なにかしらを強く感じる能力があるように見える。だけど、これからの流れに大きな影響があるのは、持っているものではなく、持っていないものなのではないかと思う。まだ、不思議要素は少なく、むしろ学校生活、主にいまどきのこどもたちの人間関係が描かれた一巻だけれど、いよいよ不思議が始まる気配で終わっているので、続きが楽しみ。(2014.10.24)
 
 

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2014年10月30日 (木)

『ぼくのニセモノをつくるには』

(作:ヨシタケシンスケ  刊:ブロンズ新社(2014))
 
 やらなければならないことでげんなりしていたぼくは、おこづかいをはたいておてつだいロボットを買った。ロボに身代わりをさせようと思ったんだ。だけどロボは、ぼくのいろんなことを知らなければ、そっくりのニセモノにはなれないという。そこでぼくは、ロボにぼくのことをいろいろと教えることにした。
 自分のことを見つめ直す本というとカタッ苦しいけれど、「ぼく」を作っているあれこれにクスッと笑いながら、生きているっていいなって思えるような絵本です。手元に置きたい一冊。(2014.10.29)
 
 

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2014年10月22日 (水)

『ふしぎ駄菓子屋銭天堂3』

(作:廣嶋玲子  絵:jyajya  刊:偕成社(2014))
 
 不思議な商品を扱う駄菓子屋銭天堂の第3弾。ますます好調、絶好調です! 今回は、人の愛情により救われるような話が多かったような気がします。それぞれの話のお客さんがどういう選択をするか、読んでいてドキドキします。紅子さんのライバル(?)登場で、この先がいっそう楽しみです。(2014.10.3)
 
 

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2014年10月21日 (火)

『ふしぎ駄菓子屋銭天堂2』

(作:廣嶋玲子  絵:jyajya  刊:偕成社(2014))
 
 不思議な商品を扱う駄菓子屋銭天堂の第二弾。謎めいたというより謎そのものの紅子さんにドキドキ。一冊目と比べると、ダークな印象。子どもには、一冊目のほうが身近なのでは。(2014.2.27)
 
 

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2014年10月14日 (火)

『鹿の王』(上・下)

(作:上橋菜穂子  刊:角川書店(2014))

 
(上巻 「生き残った者」)
  戦いに負け、奴隷として岩塩鉱で働かされていたヴァンは、ある夜不思議な犬たちの襲撃に遭い、噛まれたものの、岩塩鉱を逃げ出す。同じように襲撃を生き延びた幼女を拾い、ユナと名付けて育てる。ひっそりと平穏に生き延びようとするヴァンだが、体内に奇妙な力が蠢いているのを感じ、悩まされる。一方、国内でも様々な勢力がそれぞれの思惑で陰謀を巡らしていた。そんななか、医術師のホッサルは、かつて自分の故国を滅ぼした病が、感染を広げていることに気づき、治療の手立てを探るが、彼もまた、陰謀の渦に巻き込まれていく……
 ヴァンの物語に引き込まれる反面、ホッサルのパートになると、なんだかこちらの世界に引き戻されてしまうところがあって、今一つのめり込みきれないところも。女性キャラクターは魅力的。
 (下巻「還って行く者」)
  明らかになっていくかに見えた陰謀は、もっと深く、もっと多くの思惑に乱されていた。鹿の王の意味。ヴァンが、そして、新たな犬の王が選んだ道は。
 この先を語りようがなかったのか、読み手それぞれに任せたかったのか。なんだか、投げ出されたような気分が残る幕切れでした。人の世のある限り、物語は続くとも言えるのですが。(2014.10.14)
 

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2014年10月 4日 (土)

『風味さんじゅうまる』

(作:まはら三桃  刊:講談社(2014))
 女子中学生の風味の家、和菓子屋の「一斗餡」では、SS-1という新作スイーツのコンテストに出場することに。イケメン・チャラ男の兄北斗は俄然やる気を出し、風味との味覚の差を発揮する。自分の存在意義に悶々とする風味。風味には新作和菓子以外にも、悩みのタネがあった。それぞれの思いやら思惑やらが渦巻くなか、コンテストは近づいてくる。
 風味ちゃんが新作菓子作りに活躍する話かと思ったら、ポイントは違うところにありました。風味の本当の悩みの解決が、実際の中学生活ではこんなに簡単に行かないんじゃない?という気はしましたが、全体に好感の持てる作品でした。一斗餡のお菓子、食べたいな。
 装丁もすてきです。 (2014.10.1)
 
 

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『地下鉄に乗ってキリンを見に行ったトイレ』

(作:川崎徹  絵:遠藤佳子  刊:TOTO出版(1990))
 
 キリンを見に行ったトイレがどうなったか、ではなく、お出かけ好きで多趣味なトイレを持った人間のほうがどうなるか、というお話というか……
 おいおい、と、つっこみながら眺めるナンセンス絵本です。でも、鋭い真実が含まれてもいるのかもしれません。(2014.9.30)

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2014年10月 2日 (木)

『トイレをたすけたさるこ』

(作:糸井重里  絵:高畠純  刊:TOTO出版(1990))
 
 ジャングルのあんないにんのさるこは、だれかを案内するために待っていた。困っているひとを助けたいさるこにゾウが聞いたのは、「トイレって、どこにいるんだい?」 トイレって、だれだろう? 人間がつかまえようとしているみたいなんだけど?
 トイレがどんなものか知らないジャングルの動物たちが、トイレという動物が人間に追われていると勘違い、という、「それ、違うよ〜」と笑い転げながら読むような絵本です。でもさ、そりゃあ、ジャングルの生き物が人間のトイレを知っているはずがないよねえ。
 深読みすると、なかなかに学ぶところのある(?)楽しいお話です。(2014.9.15)
 
 

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